看護師からみた病院食

病院食と言うと一般にはそれこそ刑務所のご飯と比較するようなイメージがありますが、私が2013年頃半年ほど治療していただいた茨城県のJA(農協)付属の病院は超グルメの病院食でした。

農協といっても、一般の居住者にも開かれてる病院ですので農協とは全く関係ない私でも入院することができましたし、農協関係者と一般入院患者との扱いの差は全くありませんでした。私が入院していた回復期病棟は新築だったこともあって、無料のお茶などの給湯設備なども完璧で、まるで三ツ星ホテルに泊まっているような錯覚さえ起こしました。

私がまず舌を巻いたのはほぼ毎日のように3食のうちのいずれかに焼き魚が出ることです。回復期病棟というのは、脳性麻痺の患者さんなども多くいるので喉に骨が刺さったら取り返しのつかない事態になるのですが、焼き魚というメニュー自体は健康にはすごく良いメニューですし、何よりも朝から焼き魚を食べるとものすごく気分がいいですよね。でもそれを調理して出す側からしたら、小骨ピンセットで取り除くような凄まじく手間のかかる作業やってらっしゃるのでしょうから、本当に頭が下がります。入院患者が5人や10人でしたらいざ知らず、8階建ての大病院ですから 入院患者の数は数百人に及ぶと思います。今考えても感謝の気持ちが溢れてきます。

そんな病院である日、入院生活についてのアンケートがありました。私は先生の診療や看護師さんの対応に100%満足していましたので、その旨を書きました。病院食の件についても質問の項目があり、焼き魚の件や緑茶の 無料給湯器の件など、感謝の気持ちを伝えました。そして、最近何か不快なことはなかったかという欄があったので何の気なしに「自分は餃子が嫌いなので冷凍餃子が出たときは残しました」とだけ書いておきました。このちょっとしたクレーム欄への記入が大事件になってしまいました。

翌日管理栄養士さんが私のベッドへきて、餃子が気に入らないことについてのインタビューにいらっしゃいました。私としては全部の欄を埋めないとアンケートが終了しないので、思いついたことをクレーム欄に埋めただけで、食事全体に関しては非常に満足していると伝えました。栄養士さんが納得してインタビューを終えた後に、私のベッドの担当の看護師さんに事の顛末を伝えると「JA病院は農協だけに最高の食材をリーズナブルな価格で仕入れているという自信があるし、 JAの栄養士さんともなると最高の人材を揃えているから、ちょっとしたクレームでも必ず拾うんですよ」とのことでした。

JA病院は、保険診療の範囲内で入院患者に対して最高の味の病院食を提供している病院だと私は思います。私は看護師なのですが、自分が勤めている病院の病院食は、はっきりいって美味しくないんですよね(汗)看護師が病院食を食べるわけではないですが、食にまで気を遣っている病院だと色々働きやすそうだなぁと思いました。※看護師 求人 登戸

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